G先生の特別支援教室

ブログ初心者です。

#06 行きしぶりの児童3

おはようございます。

 

Gです。

 

東京都の特別支援教室の教員をしています。

 

続きです。

行きしぶり1年生Sさんについてです。

 

校長先生から

「1週間朝のSさん対応をお願いしたい」

とのことでした。

 

それから1週間(1.2時間目は4日拠点校での

活動だっため4日感)毎朝Sさんを門まで迎えに

いきました。

 

遠くから号泣する声が聞こえてきたそれが

時間をかけてゆっくり近づいてきます。

お母さんがどれだけ大変だったかわかります。

それでも門の外では対応しませんでした。

お母さんに依存しきってほしく

なかったのです。

家族で対応するところ、学校が

対応するところを明確にする必要が

あったからです。

 

最初の挨拶はとても重要です。

声の大きさ、トーン、表情、目線の高さを

合わせる…

 

「先生はSさんがくるのを心から待ってたよ。」

「学校は先生がいるから安心できる場所なんだよ」

「お母さんもここまでお疲れ様でした」

「ここからは私たちにお任せください」

 

門をくぐったところでの

「Sさんおはよう」

この言葉に全ての想いを詰め込みました。

号泣しているSさんにどこまで伝わったかは

わかりません。

それでも毎朝伝え続けました。

 

本来ならば一つの方法を続けて習慣化

させるのがいいと思うのですが、まだSさんの

実態を把握しきれていない現状だったため、

何通りか試しながら、ベターな方法を

探しました。

 

お母さんの声かけもきつくなってしまっていた

ところもあったため、出来るだけ早く

お母さんと離してみようと考えました。

 

1.門をくぐってすぐお別れする。

2.タイマーで時間を決めてお別れする。

3.下駄箱まで一緒に行ってからお別れする。

4.教室まで一緒に行ってからお別れする。

5.教室で1時間目を一緒に過ごしてからお別れする。

6.最後まで教室にいる。

 

この中でまず2.を試してみました。

 

すみません中途半端ですが、本日はここまで…

また明日続きを書きます。

 

それでは…

 

G