G先生の特別支援教室

ブログ初心者です。

#10 どこに注目させたいか

おはようございます。

特別支援教室教員Gです。

 

毎日更新するというものは中々大変ですね。

とてもいいトレーニングです。

本日は朝だけでは書ききれず、退勤後に続きを書いています。

 

皆さん児童への声かけはどうしていますか?

不適切行動があったときに、リーダーが声かけをするのか、サブが声かけをするのか。

 

私は基本リーダーの時は自分で声かけをしています。

「指示は前の先生から出る、だから聞かなくちゃいけない。」

と思わせなければいけません。

 

もちろんそれが苦手な子たちが多いのが特別支援教室です。

 

サブが声かけをしてあげて、落ち着いて活動に取り組ませるのが大事。

児童の気持ちに寄り添った考えであってとても好きです。

 

気になるのは、

ここで指示通り出来る

から

学級で指示通り出来る

につなげるにはどうしたらよいか

という点です。

 

私はそのためにも前に立つ人(リーダー)の指示が聞ける成功体験を多く積む必要があると考えます。

そのためにあえて、簡単な指示を繰り返します。

「鉛筆を出します。出したら前を向きます(先生の方を向きます。」

指示通り出来たら

「よく先生の話を聞いてたね。」

と褒めてあげればよいのです。

「日付、名前書いたら鉛筆を置きます。」

また褒めてあげればよいのです。

 

注意したいところは、反抗挑戦性障害の疑いのある児童にとって過剰な褒めは逆効果です。

 

「そうですね。」と声かけをする。

向こうが目線を上げるタイミングで目だけで

「あってるよ。」

ということを伝えてあげて下さい。

 

先程、簡単な指示と言いましたが、ポイントは

「短くわかりやすく」

です。

 

簡明な指示

と言っている方々もいます。

まさにその通りだと思います。

 

はじめのうちは、すぐにこれを行うことは難しいです。

指示を言葉に書いて、長かったらもう一度書き直して、声に出して言いづらかったらまた直して、の繰り返しでした。

台詞っぽくなってしまうかと思いますが、体に身につくまではそれでいいと思います。

だんだんと

「この説明はこう言おう。」

と自然と短い説明が出来る様になっていきます。

 

話がそれました。

とにかく指示通りできたことを認め、成功体験を増やすことが大事です。

サブが繰り返し隣で再度同じ指示を出さずに済む環境を作り上げるのです。

 

ちなみに

長い指示を"聞いても"出来ない

という児童もいますよね?

 

こちらに関してはワーキングメモリの問題となってくるため短い指示ももちろんだいじですが、別の支援が必要となってきます。

 

 

指示を聞く態勢を作る。

そのためには聞いたら得する気持ちにさせるのです。

それが、般化に繋がると私は考えています。

 

拙い文章をたらたらと書いていますが、もしこれを見て参加になった方が1人でもいたら嬉しいです。

また、反論や意見がある方がいましたらいつでも受け付けますのでよろしくお願いします。

 

今日はここまで

それでは…

 

G