G先生の特別支援教室

ブログ初心者です。

#24 適応指導に行って

おはようございます。

特別支援教室教員Gです。

 

私の通う学校の一つで、学級で離席どころか

門から出てしまうAくんがいます。

昨日、その学級に適応指導に行ったのですが、

それでも、教室から出て全力で上履きのまま

外いきました。

Aくんは診断は出ていないのですが、

自閉傾向の強い子です。

同じクラスの愛着障害の疑いのあるBくんは

落ち着かずに教室の外へ出ていき、

満足したら戻ってくるのですが、

Aくんは、それを見て

「嫌な気持ちになったら教室の外に出ていい。」

から

「外に出たくなったら出ていい。」

と誤学習し、パターン化されて

しまっているように感じます。

実際に、Bくんが外に出た時、

Aくんはつられるように一緒に出て行く場面が

あります。

 

本人の自閉的な面、ワーキングメモリの

弱さからの行動という原因もありますが、

そこは学級経営、授業力の問題が大きいかと

思います。

子どもたちは少しでも人と違った事があると

馬鹿にしてはやしたてます。

授業中も丸読みをしている時、

自分の番以外は話始めてしまいます。

きっと授業が楽しくないんだと思います。

楽しくない授業を受けて「うるさい。」

と注意を受けたら子どももいい方向に育ちません。

他に注意がいき、楽しいことを探してしまいます。

 

楽しい授業をするとよいのです。

"何も考えずにわちゃわちゃして楽しい"

というのではなく、

"どうやったら上手くいくか、

こう工夫したらどうなるんだろう?"

と考えて楽しいと思える知的な授業を

してください。

 

教室は落ち着きます。

考えて行動するからです。

考えて物事を話すからです。

 

Aくんが変な事を言っても今ほど

はやしたてることはなくなります。

授業に熱中出来ると気になりにくくなるからです。

 

Bくんも熱中出来る授業なら離席も減ります。

熱中出来る授業が出来たら注意する回数も

格段に減り、子どもたちはもっと

先生の話に耳を傾けます。

そうなると他害など然るべき時の

注意に対しての効力が増して、

不適切行動がさらに減ります。

これが学級経営かと思います。

もちろん少人数の特別支援教室も然りです。

T2の役割ももっとプラスの役割が増えると

思います。

 

今日は熱がこもりましたが、

文がまとまりませんでした。

すみません。

 

それでは…

 

G