G先生の特別支援教室

ブログ初心者です。

#23 セロトニン

おはようございます。

特別支援教室教員Gです。

 

以前ドーパミンについてお話したので、

本日は"セロトニン"について

お話したいと思います。

 

セロトニン神経伝達物質の一つです。

わかりやすくいうと分泌されると

ほっとする落ち着く効果があります。

私は子どもが不安になっている時、

興奮している時などに意図的に出させる対応を

しています。

 

教員が意識すべきポイントは5つです。

①見つめる

②微笑む

③話しかける

④褒める

⑤触れる

 

まずは見つめてあげましょう。

睨むと怖いと思われるので

目から微笑みましょう。

(これ中々難しいです)

話しかけて褒めてあげましょう。

興奮している相手の褒めるポイントを探すのは

至難の技です。

ただ褒めるのではなく、相手が頑張っている

ところを探しましょう。

「人に当たらなかったのは偉い。」

たとえ、他害してしまっても、

「よくあそこで止められたね。

がまんできたね。」

悪かったことに対しての指導は

落ち着いてからでいいのです。

時間が経ってからの指導はあまり

オススメできないため、

余計に早く落ち着かせる必要があります。

 

もちろん褒めるときも、見つめて微笑むことを

忘れないでください。

メラビアンの法則にあるように視覚情報が

言語情報を遥かに上回っているのです。

 

最後の"触れる"に関しては、

注意してください。

家族の対応なら問題ないのですが、

教師と子どもなので、やり方によっては問題に

なりかねません。

私も異性を対応する時は、とても意識します。

基本は肩に触れるようにしています。

頭だと、子どもによっては視覚の外を

触られるため、怖いと感じるようです。

背中に触れるのも落ち着かせるためには

いいのですが、少し怖いですね。

また、感覚過敏がある子どもかどうかも

意識して対応して下さい。

 

私の場合、興奮している相手には、

見つめて微笑む時間がながいです。

聴覚を刺激しないよう頷いたりして視覚で

反応してあげます。

 

興奮してしまっているのは彼らが

苦しんでいる時だと思っています。

彼らの心を優しく包んであげられるよう

心がけています。

 

セロトニン対応によって落ち着くことが

出来た子には最後にもう一つだけ

褒めてあげましょう。

「落ち着くことが出来て偉いね。」

 

今日も子どもを死ぬほど褒めていきたいと

思います。

みなさん今日も一日頑張りましょう。

 

それでは…

 

G